適応となる患者さま
- ・歯科治療恐怖症
- ・異常絞扼反射
- ・歯科治療時に配慮すべき基礎疾患を有する方(高血圧症、心疾患など)
むし歯治療、歯周病治療、外科手術の健康保険での治療に対応いたします。 ※健康保険適応外の治療にかかる麻酔は自費となります。
静脈内鎮静法、笑気吸入鎮静法を
希望される患者さまへ
- ・現在、希望される患者さまが多いため、初診診察後、2~3ヶ月期間が空くことがございます。
- ・歯科医師の診察の後、緊急性が高いと判断した患者さまを優先することがございます。
- ・ご予約日から1週間以内のキャンセルは理由の如何を問わず、再度のご予約は4週間後とさせていただきます。
※ただし、緊急性があると担当医が判断した場合は、この限りではありません。
静脈内鎮静法
治療の流れ
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1
初診時に問診・カウンセリングを行います。
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2
血液検査を行います。
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3
治療当日は絶飲食が必要になります。(カウンセリング時に詳しく説明いたします)
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4
安全に行うために生体モニター(血圧計、パルスオキシメーター、心電図)を装着してきただき、脈拍や血中濃度などを測定します。
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5
腕に注射をして点滴をさします。
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6
鎮静薬を注入し、様子を見て量を調節します。
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7
患者さまのリラックス状態や痛みに対する反応を確認し、お口の局所麻酔を行います。
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8
患者さまの状態をモニタリングしながら処置・手術を実施します。
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9
治療終了後はゆっくりお過ごしください。眠気が回復し、ご自身で立ち上がれるまで診察室で休んでいただきます。
笑気吸入鎮静法
静脈内鎮静法と
笑気吸入鎮静法の違い
静脈内鎮静法 | 笑気吸入鎮静法 | |
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投与方法 | 点滴により血管に直接薬剤を投与 | ガスに溶け込んでいる麻酔薬を鼻専用のマスクによって吸引 |
意識 | 意識はあるが、半分眠っているような状態 | 意識はある。ぼんやりとした感覚 |
回復 | 回復までに少し時間がかかる | 吸入をやめると、数分で意識が回復する |
それぞれのメリット・デメリット
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静脈内鎮静法
メリット
●治療に対する不安や恐怖心を抑えられるので、リラックスして治療を受けられる。
●血圧や脈拍、呼吸を安定させられるので、持病がある方でも、安全性に配慮して治療を受けることができる。
●嘔吐反射が強い方も治療が可能になる。
●健忘効果があるので、実際よりも治療時間が短く感じられる方が多い。
●全身麻酔のように完全に意識を失くす状態にはならないので、呼びかけにも応えられる。
デメリット
●治療の前に点滴の針をさす必要がある。
●準備や回復の時間をとるため治療時間が長くなるケースがある。
●アレルギーなどで受けられない場合もある。
●治療が終わったらしばらく休み、車の運転は控える必要がある。
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笑気吸入鎮静法
メリット
●恐怖心や不安が軽減され、治療がスムーズに行える。
●治療が終われば元の状態に戻るのが早く、車の運転も可能。
●マスクを外せば笑気ガスは体外へ出されるので、体内には残らない。
デメリット
●静脈内鎮静法に比べると、鎮静効果がはっきり表われないケースがある。
●中耳炎治療中・2ヶ月以内に眼科手術を受けた・妊娠中・腸閉塞などの持病がある方は受けられない。
●鼻にマスクをするため、鼻炎など鼻呼吸が難しい方は受けられない。
●鎮静効果には個人差があるため、痛みを感じるケースもみられる。