静脈内鎮静法・笑気吸入鎮静法|名古屋市中村区で歯科をお探しの方はこんどう歯科医院まで

歯科治療が不安な方へ
歯科治療への
不安感を抑えられる
「リラックス治療」

こんどう歯科医院では、「治療が怖い」「歯医者がどうしても苦手」という患者さまにも、安心して治療を受けていただけるように、「リラックス治療」を行っています。治療に対して強い不安感がある、お口に器具が入ると「オエッ」となる嘔吐反射が強い方のほか、外科治療などの手術を行う方なども対象です。麻酔をして、半睡眠のまどろんだ状態で治療を受けていただきますので、不安感、緊張がほぐれ落ち着いて治療を受けていただけます。

適応となる患者さま

  • ・歯科治療恐怖症
  • ・異常絞扼反射
  • ・歯科治療時に配慮すべき基礎疾患を有する方(高血圧症、心疾患など)

むし歯治療、歯周病治療、外科手術の健康保険での治療に対応いたします。 ※健康保険適応外の治療にかかる麻酔は自費となります。

静脈内鎮静法、笑気吸入鎮静法を
希望される患者さまへ

  • ・現在、希望される患者さまが多いため、初診診察後、2~3ヶ月期間が空くことがございます。
  • ・歯科医師の診察の後、緊急性が高いと判断した患者さまを優先することがございます。
  • ・ご予約日から1週間以内のキャンセルは理由の如何を問わず、再度のご予約は4週間後とさせていただきます。
    ※ただし、緊急性があると担当医が判断した場合は、この限りではありません。

静脈内鎮静法

静脈内鎮静法

静脈内鎮静法とは、今まで歯科治療を「怖い」「不安」と感じて治療をスムーズに受けられなかった方でも、安心して治療を行える方法です。点滴で静脈から薬剤を投与するため、深い鎮静状態に入れるのが特徴です。全身麻酔とは違い、まったく意識がなくなるのではなく、ウトウトと気持ちのよい状態なので、医師の呼びかけには反応できます。

治療の流れ
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    初診時に問診・カウンセリングを行います。

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    血液検査を行います。

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    治療当日は絶飲食が必要になります。(カウンセリング時に詳しく説明いたします)

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    安全に行うために生体モニター(血圧計、パルスオキシメーター、心電図)を装着してきただき、脈拍や血中濃度などを測定します。

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    腕に注射をして点滴をさします。

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    鎮静薬を注入し、様子を見て量を調節します。

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    患者さまのリラックス状態や痛みに対する反応を確認し、お口の局所麻酔を行います。

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    患者さまの状態をモニタリングしながら処置・手術を実施します。

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    治療終了後はゆっくりお過ごしください。眠気が回復し、ご自身で立ち上がれるまで診察室で休んでいただきます。

笑気吸入鎮静法

笑気吸入鎮静法

笑気吸入鎮静法は、鎮静作用のある笑気ガスを吸入することで、リラックスして治療が受けられるようになる方法です。
亜酸化窒素と医療用酸素を配合した笑気ガスを鼻から吸引することで、ぼんやりとした状態になれます。吸引から5分ほどで効果があらわれ、痛みを感じにくくなりますが、治療中でも意識はあり、歯科医師との会話も可能なほどです。治療後はマスクを外すと、ガスがすみやかに体外に排出されるので、様子を見て異常がなければ帰宅できます。

静脈内鎮静法と
笑気吸入鎮静法の違い

  静脈内鎮静法 笑気吸入鎮静法
投与方法 点滴により血管に直接薬剤を投与 ガスに溶け込んでいる麻酔薬を鼻専用のマスクによって吸引
意識 意識はあるが、半分眠っているような状態 意識はある。ぼんやりとした感覚
回復 回復までに少し時間がかかる 吸入をやめると、数分で意識が回復する
それぞれのメリット・デメリット
  • 静脈内鎮静法

    メリット

    治療に対する不安や恐怖心を抑えられるので、リラックスして治療を受けられる。

    血圧や脈拍、呼吸を安定させられるので、持病がある方でも、安全性に配慮して治療を受けることができる。

    嘔吐反射が強い方も治療が可能になる。

    健忘効果があるので、実際よりも治療時間が短く感じられる方が多い。

    全身麻酔のように完全に意識を失くす状態にはならないので、呼びかけにも応えられる。

    デメリット

    治療の前に点滴の針をさす必要がある。

    準備や回復の時間をとるため治療時間が長くなるケースがある。

    アレルギーなどで受けられない場合もある。

    治療が終わったらしばらく休み、車の運転は控える必要がある。

  • 笑気吸入鎮静法

    メリット

    恐怖心や不安が軽減され、治療がスムーズに行える。

    治療が終われば元の状態に戻るのが早く、車の運転も可能。

    マスクを外せば笑気ガスは体外へ出されるので、体内には残らない。

    デメリット

    静脈内鎮静法に比べると、鎮静効果がはっきり表われないケースがある。

    中耳炎治療中・2ヶ月以内に眼科手術を受けた・妊娠中・腸閉塞などの持病がある方は受けられない。

    鼻にマスクをするため、鼻炎など鼻呼吸が難しい方は受けられない。

    鎮静効果には個人差があるため、痛みを感じるケースもみられる。